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Vivi

  • author: Vivi
  • 無類の駅伝好き
    某大学のヒンディー語専攻3年。それなりのインド好き。アマルティア・センに傾倒中。
    現在は部活も隠居して一人マラソンの生活。
    《自己ベスト》
    恥ずかしながら…
    (1000m:2'43"8…2005年)
    1500m:4'09"41…2005年
    (2000m:5'57"3…2005年)
    (3000m:8'59"06…2005年)
    5000m:15'48"9…2002年
    10000m:33'55"…2002年
    3000mSC:9'35"30…2002年
    ハーフ:1゜18'04"…2004年
    30km:1゜56'04"…2002年


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    富士登山競走 ~レース本番編~
    4時起床。さすがにこの時間は夜が明けていない。布団の中でしばしストレッチをしつつ、4時半ころに表へ出た。日が昇りつつある中で、富士山の姿がボォッと浮かんでいる。今日の昼にはあの頂にたどりつけるのかどうか考えていると、やはり恐怖感を覚えた。

    6時過ぎ会場入り。この時間にして、会場は異様な活気に包まれている。そして既に汗ばむ。今日はけっこう暑いようだ。気温は完走率にも影響するので、皆関心を持っている。スタートでいい位置を取りたいがために、7時過ぎには荷物も全部預けてスタート地点に行ったが、遅れをとってしまった。

    7時半スタート!
    スタートの地点まで1分以上のロス。おかげで、序盤は飛ばしていく羽目に合ってしまった。それでも2,3km行くとだいぶ絞られた感があって、そこからは安定ペースに切り替えた。とはいうものの、最初の給水地点、中の茶屋(7km)での通過が33'台。実際は32分台なのだが、ずっと5~7%の上り坂にして、これは早すぎた。この時点ではまだ何の影響もないが、これが後々の悲劇を招くことになった。


    馬返し地点(11km):通過タイム…54'37"
    ここを境にコースは舗装されていない登山道へと入り、勾配もきつい。この時点でのゴール予想は3時間34分切りらしい。そんな都合良くレースが進むわけがなく、ここいらから歩きモードに切り替えた。歩き初めたので大きく順位を落としかと思いきやそうでもないようだ。やはりここら辺は「歩く」という選択肢もふつうなのだろう。しかし、それでも太ももに張りを覚え始めた。何か嫌な予感がこの時点からしていた。

    5合目(15km):通過タイム…1゜46'13"
    ここで半分くらいの意識でいたいが、結構疲弊している感じだった。このあたりの集団はけっこうペースが速く、集団についていようとしていたがために無意識にオーバーペースだったうようだ。坂対策はしていても登山道や砂利道で走っていなかった身にこのような道は、足へのダメージが予想以上だった。5合目に給水ポイントで少しストレッチ。非常に拾うが溜まっている。そして腿がちょっとつり気味…

    足攣った&痙攣…5合目~6合目
    不安の中5合目を通過してほどなく、集団から離脱し、ペースを落とした。しかし、もはや手遅れ。ちょっとした岩場で大またにした瞬間に…ズキッ!!!!と右腿を攣ってしまった。思わず悶絶。しばらく動けない。そこを伸ばそうとしたら…今度は右のふくらはぎが攣った。センチ単位で動かしても激痛が走る。かと言って、運ばれる以外助かる選択肢はない。とにかく痛くない体勢を見つけて落ち着こうと努めた。悲劇は重なるもので、ちょっと動かしてまだ痛みを感じた途端に左の腿まで攣った。これで3ヶ所同時だ。その間に続々と後ろから抜かれていくのだが、もはやそんなことはどうでもいい。まずこの痙攣した足をどうにかせねばと伸ばす試みをしたりしていた…と、とあるランナーから「塩をちょっと分けてあげるよ」と岩塩をちょっともらった。神に祈る思いで塩を口に入れ、少し待つと…ん?痛みが引いてきた?なんということだ。いままでずっと悶絶するしかなかったのに、だけでここまで回復するのか!驚愕の事実である。
    そして塩を単体で食べて初めておいしいと思った。
    富士登山経験者曰く塩をおいしいと感じ始めたら、危険信号だという。まさにそういう状態だったようだ。20分かそこらうずくまっていたのちに、再び歩を進めた。ひとまず6合目にたどり着けば、塩を摂れる。その一心で痙攣の爆弾を抱えつつ、決死の思いで6合目にたどりついた。この区間で1時間弱かかっているとは…恐るべし痙攣。

    6合目でとった行動は…1)塩を2つまみ分くらい口に入れる。2)水分補給。3)塩を空の上コップにごっそり入れて携帯。本当にいつ痙攣してもおかしくなかったので、もらえるうちにもらっておくことにした。その甲斐があってか、それ以降の痙攣は速攻で塩を一つまみ口に放り込んで回復を図ることで、ほどなく回復させることができた。

    7合目~
    ここからは、ジグザグに登っていくので、けっこう先の選手も見え、後ろの選手たちの列も見える。その光景は天国へ向かう狂信者の集団みたいだ。もしくはFFⅦの絶壁に向かう黒イレズミの集団を彷彿とさせる光景だ。いずれにしてもおぞましいことに違いない。
    そしてここいらは岩場が続く。人々は我先にと這うように岩場を進む。しかし、みんな同じスローペースなので、自然にきちんとした列を成していた。砂利道よりも足場がしっかりしている分ラクに感じる。それが8合目が近づくと砂利道に戻り、再び一歩一歩が痙攣の恐怖と対峙せねばならない状況になるのだ。と、チェックポイントがなかなか見えない中、とある山小屋の売店でアクエリアスを購入。こういう場所だと1本
    400円なのだが、それでもほしくなるものだ。その脇には1個350円の、普段見たら100円で売っているようなものよりも数段まずそうなアンパンもおいてあった。それでもこういう極限状態だと、妙に惹かれてしまう。極限状態とはそこまで追い詰められるのか。

    8合目通過…3゜45'19"
    ここから止まらず行けばなんとか完走できそうだと告げられ、この辺の人々の目に活気が一瞬戻った。しかし、すぐもとに戻った。やはり高山、頭痛みたいなものはなかったけれど、少し朦朧とした感がある。そして足に力が入りづらくなってきた。「なんで俺はこんなことしてるんだろう?」、「ここでくたばったらどうやって運ばれんのかな?」的な得意のマイナス思考に陥り始め、唯一の救いは山小屋付近で平坦なときに塩をひたすら食べることで足の痙攣が治まってきたことだ。

    そうこうしているうちに、ゴール地点と思しき赤い幕が視界に入ってきた。周りの人々と「ラストがんばって完走しましょう!」と励ましあう。そして…

    完走だぁ~!!!!
    記録:4゜19'01"(順位は後日完走証の郵送で判明?)

    最高の瞬間だった。30km走とかとは比べものにならなかった。でも涙の分のナトリウムは残っていなかった。山頂でぜひビールを飲みたいと思いつつも、ヘロヘロの自分には無理と思ってコーラで妥協してしまった。

    後遺症はずいぶん残ると思うけれども、完走できたことがこんなに嬉しいのは初めてだ。これは本当に気持ちいい。だからリピーターがけっこう多いのだろうなぁ…。まったくこの参加者たちは超ド級のマゾヒスト集団だと思う。あ、自分もその一人か…

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    りくじょう | 22:07:24| Trackback(0)| Comments(6)
    コメント
    祝☆完走
    随時、結果報告をしてくれてありがとう!!子を戦場に送り出す母親の気持ちでした。。(笑)
    生きて帰ってこれてほんとよかったです。
    その、勇気と(ドマゾ)根性、見習います。本当にお疲れ様!!
    2005-07-23 土 00:53:22 | URL | あんこ [編集]
    まさにドマゾっすよ…
    子を送り出す母親って…せめて兄弟にしてほしかったなぁ、これでも同輩なんだし。
    あんこさんをはじめ、生還を祈ってくれた方々に感謝ですm(_ _)m
    2005-07-23 土 13:09:17 | URL | 管理人 [編集]
    いけしゅんさんって、やることはすごいですよね~でも、専門外の短い方にまでちゃちゃいれないで下さいー
    おつかれさまです。
    2005-07-23 土 16:45:19 | URL | k.k. [編集]
    こんにちは★
    お久しぶりです。
    武田 恭子です。
    ちょっと前にコメントスパマーなんて騒がれちゃった時期もありましたが…
    ご迷惑でしたら申し訳ありませんでした。
    確かに多くの方に書き込みましたが
    でも、私は決してスパムソフトではありませんからね!
    そのような事ができるのでしたら、世の中の全ブログに書きこんでますよ。
    なんて、怒られちゃいますね( >Д<;)

    しかし、あれから二ヶ月経ちましたけど、
    知り合いが立ち上げた『恋天ドットコム』はかなり盛り上がってます♪
    これは事実です。
    ランキングもリニューアルしましたし♪
    個人的にはTOPIXがお勧めです(´∇`)
    ↓↓↓
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    http://www.koiten.com/

    知り合いも、みなさんに感謝していました。
    また暇な時にでも、遊んでみてくださいね♪
    では、素敵なブログ作り、頑張ってください。
    私も日々、前向きに頑張ります!
    2005-07-23 土 18:13:41 | URL | 武田 恭子 [編集]
    お疲れ様、ご馳走様
    俺の従兄弟の旦那さんも、自衛隊で富士山競争に毎年でてるらしいんだけど、ホントしんどいと思うわ~。よくできるよ。

    俺の上のコメント誰?ちょっと怖くね?
    2005-07-23 土 19:43:09 | URL | koko [編集]
    それはなんでしょう?
    こんなコメントに心当たりはないのですが…よくわかんないっすね。その上のコメントもちょっと意味深で怖いですが…。
    いやはやネット上の発言には気をつけたいものです。
    2005-07-23 土 20:30:42 | URL | 管理人 [編集]
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